あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

あたしも、琴音ちゃんの後を追うつもりで、教室を飛び出した。



「ちょっ、乃亜っ!?」



愛莉ちゃんの驚く声が聞こえたけど、お構いなしだ。


とにかく、琴音ちゃんを探さないと……。




多分、勘違いしたよね? あたしが、あんな表情をしたから。


自分で自分の表情なんてわからないけど、あたしの顔を見て、琴音ちゃんは悲しそうな顔をしたんだ。


きっと、酷い顔だったんだろう。



謝りたい。だから……。