あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

そうやって考えていると、先生が呼ぶ声が聞こえてきた。




「おい、入ってこーい」




そう言われて、あたしは教室の中に入った。



「花宮 乃亜です。今日からよろしくお願いします」




あたしがそういうと、ぱちぱちと拍手が聞こえた。


クラスメイトを見渡すと、そこには琴音ちゃんの姿があった。



あたしがぱっと笑顔になると、琴音ちゃんは手を振ってくれた。




「じゃあ……花宮の席は、一番後ろの席だ。みんな仲良くしてやってくれよ」




そう言われて、あたしは言われた通りに席に着いた。





「わっ、乃亜ちゃん! おはようっ」


「琴音ちゃん、おはよう」




琴音ちゃんがそう言ってくれて、あたしもあいさつを返す。


琴音ちゃんとは席が前後なんだよ。



それにしても……。