あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

うーん……。



悩んだ結果、少しだけ声をかけてあげることにした。




「……起きてください。もう準備した方がいいですよ」




体をゆすったりはしない。触りたくないから。



うう、起きる気配ないって!


大丈夫なのかな!?



まあいいや。どうでもいい。


そう思ってあたしは、漣に背を向けて寮を出た。