あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

寮に着いて、あたしの部屋を探す。


えっと……え、最上階?


いいのかな……。




少しだけ不安な気持ちを抱えながら、自分の寮の部屋に入った。


部屋には明かりがついている。




「え?」




思わず声を漏らしてしまった。


だって、そこには……。








———知らない人の荷物が置いてあったから。





え? 部屋を間違えた?



いや、でも部屋には入れてるってことは合ってるよね?




あたしが困惑して頭を悩ませていると、後ろから急に声が聞こえてきた。




「———おい」



「え……?」





「お前、誰だ?」






後ろを振り向くと、そこには一人の男の人が立っていた。





⋯⋯え?


だ、誰?







あたしの頭は一瞬でフリーズしてしまった。




でも、この人、どこかで⋯⋯。