あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

「わっ、私も高等部の2年なんですよ! 大人っぽいので、てっきり年上かと……!」



お、同い年!? 同い年なのにこんなに気づかい上手なんて……。


芽愛は明るくて天使みたいなんだけど、この子は女神みたい……!



「私、2-Sなんです。同じクラスになれたらいいですね!」


「2-S……って、一番上のクラス……?」


「はい! 私は学力で入ってます。Sクラスは、学力の高い人や運動神経がいい人が入れるんですよ」


「へえ……なら、同じクラスになれるかもしれませんね」


「え?」


「あたし、学力には自信があるので!」



まあ、海外の大学を飛び級で次席卒業してるしね。


これで学力下だったら不思議だもん。



「そうなんですね……! あ、そうだ! まだ私の名前を言っていなかったですね」



そういえばそうだ。あたしだけ名前言ってたもんね。



「私は、望月(もちづき) 琴音(ことね)って言います! よかったら、お友達になってくれませんか……?」



「っ、ぜひ……! あたしのことは、乃亜でいいですよ。琴音ちゃんって呼んでいいですか?」



「もちろん! 乃亜ちゃん、よろしくね!」




にっこり笑ってあたしにそう言ってくれる琴音ちゃん。



笑顔まで女神級だ……なんか、あたしって美形の知り合いほんとに多いよね……。