「えっと……まずは、あたしの正体から、言わないとだね」
そう言って、あたしは白夜のみんなの前で、そう言った。
そして、ウィッグをゆっくりと外す。
黒い髪が、ばさっ、と落ちて、代わりにピンクブロンドの長い髪が姿を現す。
「っ……!」
あたしの姿を見て、息を呑むみんな。
「本当の姿、隠しててごめんね? これが、あたしの姿」
「え……乃亜ちゃんって、黒髪と黒色の瞳じゃなかったんだ……」
「あはは、うん」
まあ、驚くだろうね。
今まで見てきた『花宮 乃亜』が、偽物だったんだから。
「あたしは、花宮 乃亜じゃないんだ。本当の名前は、皇 乃亜。華皇の総長で、一応、皇組の組長と皇財閥の副社長もやってますっ」
えへへ、と笑うと、玲夜の顔が固まった。
あ、そっか。花火大会の日に、言ってたもんね。
あたしと怜に謝りたいって。
あのときは友達って誤魔化したから……驚いてるだろう。
「じゃあ、俺も。今まではシエルって言ってたけど、俺の名前は、皇 怜。乃亜の双子のお兄ちゃん」
「っ、はあ!? お前、乃亜と双子だったのかよ……!?」
「あれ? 要ってそんな性格だったっけ。俺がいない間に凶暴になったね」
「いや、あー……嘘ついてただけ、これが本当の俺の姿」
「あ、やっぱり。なんか猫かぶってそうだなって思ってたんだよ? 俺は」
怜がいつ、白夜と関わっていたか知らないけど、あたしよりも前に関わっていたみたいだ。
それなら、要だってかわいいキャラだったし。
怜が驚くのも無理はない。
「で、皇組の組長補佐。財閥の方は社長。で、世界No.1のハッカーでもある」
「せ、世界No.1……」
「うん。そういえば乃亜さ、ハッキングしたら白夜のことわかっただろ。なんでやらなかったの?」
「えー、あたしは怜よりも頭悪いし。詳しいハッキングは無理なの!」
細かくない、単純なハッキングならできるし!
それに、うちのハッキング担当は玲夜だけで十分でしょ。
はあ、とため息をはいてから、あたしは話を戻した。
「まあ、あたしたちの正体はそれくらいだよ。聞きたい事があったら、全部答えるけど、何かある?」
すると、玲夜が手を上げた。
そう言って、あたしは白夜のみんなの前で、そう言った。
そして、ウィッグをゆっくりと外す。
黒い髪が、ばさっ、と落ちて、代わりにピンクブロンドの長い髪が姿を現す。
「っ……!」
あたしの姿を見て、息を呑むみんな。
「本当の姿、隠しててごめんね? これが、あたしの姿」
「え……乃亜ちゃんって、黒髪と黒色の瞳じゃなかったんだ……」
「あはは、うん」
まあ、驚くだろうね。
今まで見てきた『花宮 乃亜』が、偽物だったんだから。
「あたしは、花宮 乃亜じゃないんだ。本当の名前は、皇 乃亜。華皇の総長で、一応、皇組の組長と皇財閥の副社長もやってますっ」
えへへ、と笑うと、玲夜の顔が固まった。
あ、そっか。花火大会の日に、言ってたもんね。
あたしと怜に謝りたいって。
あのときは友達って誤魔化したから……驚いてるだろう。
「じゃあ、俺も。今まではシエルって言ってたけど、俺の名前は、皇 怜。乃亜の双子のお兄ちゃん」
「っ、はあ!? お前、乃亜と双子だったのかよ……!?」
「あれ? 要ってそんな性格だったっけ。俺がいない間に凶暴になったね」
「いや、あー……嘘ついてただけ、これが本当の俺の姿」
「あ、やっぱり。なんか猫かぶってそうだなって思ってたんだよ? 俺は」
怜がいつ、白夜と関わっていたか知らないけど、あたしよりも前に関わっていたみたいだ。
それなら、要だってかわいいキャラだったし。
怜が驚くのも無理はない。
「で、皇組の組長補佐。財閥の方は社長。で、世界No.1のハッカーでもある」
「せ、世界No.1……」
「うん。そういえば乃亜さ、ハッキングしたら白夜のことわかっただろ。なんでやらなかったの?」
「えー、あたしは怜よりも頭悪いし。詳しいハッキングは無理なの!」
細かくない、単純なハッキングならできるし!
それに、うちのハッキング担当は玲夜だけで十分でしょ。
はあ、とため息をはいてから、あたしは話を戻した。
「まあ、あたしたちの正体はそれくらいだよ。聞きたい事があったら、全部答えるけど、何かある?」
すると、玲夜が手を上げた。

