その人は、男。
狐のお面をしていて、黒いパーカーとフードをかぶっている。
狐の、面。
去年の夏祭りの様子を思い出す。
『あ。俺、射的やりたい』
『いいな。俺もやる』
去年の夏祭りは、あいつと二人で行ったっけ。
あいつがやるって言った、射的。
あいつは、とにかく射的が上手だった。
まるで、銃の扱いに慣れているみたいで。
狙った景品を、なんでも撃ち落とした。
そして、そのときに撃ち落としたお面。
―――――それと、まったく同じお面だった。
――――シエル?
俺の頭の中に、その名前が浮かび上がった。
でも、シエル、お前は……っ。
「なに、あんたも白夜? なら、ついでだし一緒にやってやる」
乃亜が、シエルに向かってそう言った。
「っ、逃げろ!! こいつは、世界No.1で……っ!」
俺が、シエルに向かって、そう叫ぶ。
幹部のシエルが、まともに戦える相手じゃない。
そう言ったとき。
――――バタバタッ、バタンッ。
倒れる音がした。
え?
俺が、音のした方を見ると、そこには華皇の幹部3人が気を失って倒れていた。
は? どうして?
白夜の幹部たちは、もう戦える状態じゃない。
琴音だって、戦えない。
戦えるのは、シエルだけだったけど……あの、一瞬で?
狐のお面をしていて、黒いパーカーとフードをかぶっている。
狐の、面。
去年の夏祭りの様子を思い出す。
『あ。俺、射的やりたい』
『いいな。俺もやる』
去年の夏祭りは、あいつと二人で行ったっけ。
あいつがやるって言った、射的。
あいつは、とにかく射的が上手だった。
まるで、銃の扱いに慣れているみたいで。
狙った景品を、なんでも撃ち落とした。
そして、そのときに撃ち落としたお面。
―――――それと、まったく同じお面だった。
――――シエル?
俺の頭の中に、その名前が浮かび上がった。
でも、シエル、お前は……っ。
「なに、あんたも白夜? なら、ついでだし一緒にやってやる」
乃亜が、シエルに向かってそう言った。
「っ、逃げろ!! こいつは、世界No.1で……っ!」
俺が、シエルに向かって、そう叫ぶ。
幹部のシエルが、まともに戦える相手じゃない。
そう言ったとき。
――――バタバタッ、バタンッ。
倒れる音がした。
え?
俺が、音のした方を見ると、そこには華皇の幹部3人が気を失って倒れていた。
は? どうして?
白夜の幹部たちは、もう戦える状態じゃない。
琴音だって、戦えない。
戦えるのは、シエルだけだったけど……あの、一瞬で?

