あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

【玲夜 side】



「ここが……華皇の倉庫?」




俺たちは、幹部と琴音だけで、倉庫まで来た。



ちゃんと、約束の17時前だ。





「……乃亜ちゃん、大丈夫だよね?」



「……大丈夫だ。きっと」





不安そうな琴音や陸を見て、俺も不安になる。



でも、大丈夫だって信じねえと。





「……入るぞ」





俺はそう言って、扉を開いた。












扉を開くと、そこにはフードをかぶった人が3人いた。



真ん中にいるやつは、小柄。



その両サイドにいるやつは高身長だ。







この人達が、華皇……?



乃亜の姿はないみたいだ。







「乃亜はどこにいる?」





声が震えそうになりながら、そっと聞く。



すると、真ん中の奴が声を出した。