……うん、書けた。
こうして、全員分の手紙を書き終った。
一人一人にあてたメッセージ。
荷造りも終わった。あとは、こっそり抜け出すだけだね。
あ、一応、外に行くって手紙を書いておいてっと……。
外に行って、華皇に誘拐されたって言う設定にするから。
『ちょっと散歩に行ってきます 乃亜』
うん、これでよし。
……最後に、少しだけでいいから玲夜の顔が見たい。
今日も、また会えるとは思っているけど。
そのときは、あたしの自我なんてないだろうから。
起こさないよう、こっそりとソファを覗き込んだ。
綺麗な寝顔だ。
やっぱり、寝ている玲夜は可愛いな。
いっつもソファに寝かせちゃって、申し訳なかった。
あたしはいなくなるから、今まで通りになるね、玲夜。
行こうとしたけど、やっぱりできない。
離れたくない。
でも、離れないと。
あたしは、ごめんね、と心の中で謝って、そっと、玲夜の頬にキスをした。
「……大好きだよ、玲夜。ばいばい」
あたしは、そう言って寮の部屋を出た。
こうして、全員分の手紙を書き終った。
一人一人にあてたメッセージ。
荷造りも終わった。あとは、こっそり抜け出すだけだね。
あ、一応、外に行くって手紙を書いておいてっと……。
外に行って、華皇に誘拐されたって言う設定にするから。
『ちょっと散歩に行ってきます 乃亜』
うん、これでよし。
……最後に、少しだけでいいから玲夜の顔が見たい。
今日も、また会えるとは思っているけど。
そのときは、あたしの自我なんてないだろうから。
起こさないよう、こっそりとソファを覗き込んだ。
綺麗な寝顔だ。
やっぱり、寝ている玲夜は可愛いな。
いっつもソファに寝かせちゃって、申し訳なかった。
あたしはいなくなるから、今まで通りになるね、玲夜。
行こうとしたけど、やっぱりできない。
離れたくない。
でも、離れないと。
あたしは、ごめんね、と心の中で謝って、そっと、玲夜の頬にキスをした。
「……大好きだよ、玲夜。ばいばい」
あたしは、そう言って寮の部屋を出た。

