あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

なんか……ムカつく。





「何か言われた?」



「いや……別に」






お前の顔がゆがむのが楽しみだ~とか言われたけどな。



はー……ムカつく。





「てか、乃亜。あいつとどういう関係?」





そっちの方が重要だ。




深い関係……まさか、恋人、とか?







嫌な考えが頭をよぎって、首を振る。




いやいや、まさか……な。





でも、俺の告白は断られて……あいつが好きだから、とか……?








「玲夜、百面相してるよ?」



「あ、いや……悪い」



「あいつって、三月だよね?」



「あ、ああ」







なんて言われるんだろう。



ドキドキしながら、答えを待った。