『あたしは漣と今同じ部屋に住んでるけど、やましい気持ちもなんもない。むしろ邪魔』
『……罪人のくせに』
『あたしは、最低限しか馴れあうつもりはない。あたしの事を守ってもらう必要もない』
乃亜が来たばかりの頃。
本当にとげとげしかったのを思い出す。
それも、あの事が関係して――――?
いや、考えても無駄だ。
このことを考えるのはやめよう。
俺は首を振って、またため息をついた。
その時。
―――――プルルルル。
電話のコール音が響いた。
俺のスマホを確認するが、俺ではなかった。
なら、乃亜か……?
そう思い、乃亜のスマホを確認すると、やっぱり電話が鳴っていた。
『三月』と、ディスプレイには表示されている。
三月……男か? 女か……?
どっちともとらえることが出来る名前だ。
もしかして、こいつが男なら乃亜の好きな奴だったりして……。
でも、勝手に出るのも良くないだろうと思って、放っておいた。
でも、ずっとなり続ける電話。
かれこれ5分くらい、ずっとなり続けている。
はあ……これは、出た方がいいか?
ごめん、乃亜。
心の中で謝りながら、俺は電話をつないだ。
『……罪人のくせに』
『あたしは、最低限しか馴れあうつもりはない。あたしの事を守ってもらう必要もない』
乃亜が来たばかりの頃。
本当にとげとげしかったのを思い出す。
それも、あの事が関係して――――?
いや、考えても無駄だ。
このことを考えるのはやめよう。
俺は首を振って、またため息をついた。
その時。
―――――プルルルル。
電話のコール音が響いた。
俺のスマホを確認するが、俺ではなかった。
なら、乃亜か……?
そう思い、乃亜のスマホを確認すると、やっぱり電話が鳴っていた。
『三月』と、ディスプレイには表示されている。
三月……男か? 女か……?
どっちともとらえることが出来る名前だ。
もしかして、こいつが男なら乃亜の好きな奴だったりして……。
でも、勝手に出るのも良くないだろうと思って、放っておいた。
でも、ずっとなり続ける電話。
かれこれ5分くらい、ずっとなり続けている。
はあ……これは、出た方がいいか?
ごめん、乃亜。
心の中で謝りながら、俺は電話をつないだ。

