あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

あたしは、玲夜の隣に腰を下ろして、ぎゅっと玲夜に抱きついた。



すると、動揺する玲夜。



あたしはそれを見て、またにこりと笑った。





「っ、の、乃亜……? どうした……っ?」



「んー、気分かな? 少しだけ、こうしててもいい?」



「いい、けど」





耳まで赤くする玲夜。



ちょっとでも意識してくれてるって捉えてもいいよね?





玲夜からは、柑橘系のいい匂いがする。



ずっと、このままでいたい。







一生、このまま時が止まってたらいいのにな――――。