「あ、あたしのスマホだ。ちょっとごめんね」
そう言って、あたしはベランダに出た。
着信元は三月だった。
すぐに応答ボタンを押して、耳にスマホをあてる。
「ん、もしもし? どうしたの、三月」
『っ、乃亜!! 大変だ……っ』
「え?」
三月の切羽詰まった声に、表情が硬くなる。
嫌な予感がして、冷や汗が垂れた。
『れ、怜の状態が……悪化、して……っ』
「……え」
それを聞いて、あたしの体が一瞬で冷え切った。
指が震えて、危うくスマホを落としそうになる。
「じょう、だんじゃ、ないよね……?」
『冗談なわけねえだろ、ばか!! 早く病院まで来い!!』
「う、うん……っ」
震える指で電話を切って、あたしは急いで支度をした。
どうしよう……っ?
怜までいなくなったら、あたしは……っ。
急いで服を着替えて、準備を終わらせた。
「あ、乃亜……って、どう、した?」
「ごめん……ちょっと、出かけてくるね」
「は? ああ、わかった……」
あたしの様子を見て何かを察したのか、玲夜はなにも聞いてこなかった。
そう言って、あたしはベランダに出た。
着信元は三月だった。
すぐに応答ボタンを押して、耳にスマホをあてる。
「ん、もしもし? どうしたの、三月」
『っ、乃亜!! 大変だ……っ』
「え?」
三月の切羽詰まった声に、表情が硬くなる。
嫌な予感がして、冷や汗が垂れた。
『れ、怜の状態が……悪化、して……っ』
「……え」
それを聞いて、あたしの体が一瞬で冷え切った。
指が震えて、危うくスマホを落としそうになる。
「じょう、だんじゃ、ないよね……?」
『冗談なわけねえだろ、ばか!! 早く病院まで来い!!』
「う、うん……っ」
震える指で電話を切って、あたしは急いで支度をした。
どうしよう……っ?
怜までいなくなったら、あたしは……っ。
急いで服を着替えて、準備を終わらせた。
「あ、乃亜……って、どう、した?」
「ごめん……ちょっと、出かけてくるね」
「は? ああ、わかった……」
あたしの様子を見て何かを察したのか、玲夜はなにも聞いてこなかった。

