あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

それにしても、怜様はいなかったのだろうか?




昔から、ずっと一緒に行動してきた二人。







まあ、きっと現在は高校生だろうし、ずっと一緒に居るわけもないか。




怜様にも、会いたかったなあ―――。








でも、乃亜お嬢様だけでも無事が確認できただけで十分だ。




皇組の組長は、ご健在だ。









両親が目の前で殺されて、今までどんな気持ちだっただろう?



どれほど辛かっただろう。









―――――いつでも、俺たち皇家は、あなた方の帰りを待ち続けますから。





帰ってきてください。乃亜お嬢様、怜様――――。