「……まだ、言えてなかったけど。今日の乃亜、ほんとに可愛い」
「えっ?」
「……本当は、誰にも見せたくなかった」
「っ、玲夜……ありがと」
そっぽを向く玲夜。
でも、髪から覗かせる耳は、暗くても分かるくらいに赤かった。
ふふ、玲夜は本当に照れ屋さんだなあ。
クライマックスまで見て、あたしは余韻に浸っていた。
「綺麗だったね、花火」
「ああ……じゃあ、帰るか」
「うんっ」
さっきから、ずっと繋がっているあたしと玲夜の手。
まるで、恋人みたいだ。
―――――できることなら、玲夜の恋人になりたい。
そっか。ようやくわかったよ。
あたしは――――玲夜が、好きだ。
自覚した瞬間、玲夜が本当に愛おしく感じる。
……でも、好きになる事は、許されない。
玲夜は、あたしの敵だ。
暴走族としても、組としても。
そして――――怜の仇。
いつか、殺さないとって。
そう思うと悲しいな。
――――ねえ、なんで玲夜は漣組に生まれたの?
あたしと敵対しないといけなかったの?
ダメだって、頭はわかってる。
でも、心が認めるのを嫌がってるんだよ。
――――お願い。今だけでも、好きでいてもいいですか――――?
「えっ?」
「……本当は、誰にも見せたくなかった」
「っ、玲夜……ありがと」
そっぽを向く玲夜。
でも、髪から覗かせる耳は、暗くても分かるくらいに赤かった。
ふふ、玲夜は本当に照れ屋さんだなあ。
クライマックスまで見て、あたしは余韻に浸っていた。
「綺麗だったね、花火」
「ああ……じゃあ、帰るか」
「うんっ」
さっきから、ずっと繋がっているあたしと玲夜の手。
まるで、恋人みたいだ。
―――――できることなら、玲夜の恋人になりたい。
そっか。ようやくわかったよ。
あたしは――――玲夜が、好きだ。
自覚した瞬間、玲夜が本当に愛おしく感じる。
……でも、好きになる事は、許されない。
玲夜は、あたしの敵だ。
暴走族としても、組としても。
そして――――怜の仇。
いつか、殺さないとって。
そう思うと悲しいな。
――――ねえ、なんで玲夜は漣組に生まれたの?
あたしと敵対しないといけなかったの?
ダメだって、頭はわかってる。
でも、心が認めるのを嫌がってるんだよ。
――――お願い。今だけでも、好きでいてもいいですか――――?

