いっそのこと、俺が弱くて、性格も女っぽければ。
親父だって、わざわざ俺に組を継がせようなんて思わなかっただろうな。
女に生まれて来たかった。
いや、普通の家に生まれてさえくればーーーー。
あ。そうだ。
親父を、失望させれば。
————俺に組を継がせるだとか、俺への興味だとか、全部消えるよな?
親父の顔が醜くゆがんだ顔を想像して、俺は声を上げて笑った。
『あはははははははっ!!』
『あ? なんだ、てめえ? 急にどうした』
『そうだよ……俺……いや、僕が……』
『本気で、どうした?』
『……僕、御影学園に行くよ。寮生活なんだってさ。だから、ばいばいっ』
『は……?』
『じゃあね、お父さん』
その日から、俺は可愛くてひ弱な俺を演じた。
そうしたら、親父も最初は不思議に思っていたが、すぐに興味をなくした。
組は自分が死ぬまでやるーとか言い出して、俺は継がずに済むことになった。
転入した御影学園で、玲夜たちと会って、白夜に入った……。
「どうだ? これが理由だよ」
親父だって、わざわざ俺に組を継がせようなんて思わなかっただろうな。
女に生まれて来たかった。
いや、普通の家に生まれてさえくればーーーー。
あ。そうだ。
親父を、失望させれば。
————俺に組を継がせるだとか、俺への興味だとか、全部消えるよな?
親父の顔が醜くゆがんだ顔を想像して、俺は声を上げて笑った。
『あはははははははっ!!』
『あ? なんだ、てめえ? 急にどうした』
『そうだよ……俺……いや、僕が……』
『本気で、どうした?』
『……僕、御影学園に行くよ。寮生活なんだってさ。だから、ばいばいっ』
『は……?』
『じゃあね、お父さん』
その日から、俺は可愛くてひ弱な俺を演じた。
そうしたら、親父も最初は不思議に思っていたが、すぐに興味をなくした。
組は自分が死ぬまでやるーとか言い出して、俺は継がずに済むことになった。
転入した御影学園で、玲夜たちと会って、白夜に入った……。
「どうだ? これが理由だよ」

