あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─




——チャリン。





お店のドアを開けると、高めのベルの音が鳴った。


内装は可愛らしい物がいっぱいで、ピンク色がメインだ。





「いらっしゃいませー! ご予約されていますか?」



「えっと……」





美奈ちゃんがスマホを操作して予約番号を店員さんに見せている間に、内装をもっとじっくりと見た。




あ、同じ高校の人も、すでに何人かいる。





主に女子高生がメインだけど、中にはカップルさんとかもいるな……って、ん?







お店の端っこで、男子高校生二人が座ってスイーツを食べていた。



制服があたしと同じだから、同じ高校だね。



それにしても、どこかで見たことがあるような……誰だっけ?







「はい! では、席をご案内しますね! こちらです~!」






うーん、と思っていると、すぐに店員さんに案内された。



案内された席は、あの男子高校生の隣の席。




席に着いてから座っている人を見ると、あたしたちは「あっ!」と声を上げた。



向こうもこちらに気が付いたのか、あたしたちを見る。