「あっ、乃亜と玲夜だ。おはよう」
寮から出ようとしたとき、後ろから声をかけられた。
「おはよ! 空、陸」
「乃亜、もうすぐテストじゃん? 数学、教えてくれねえ……?」
「ん、いいよ! 今日は予定あるから無理だけど……明日の放課後とかどう?」
「っ、いいのか!? ありがと」
へへっ、と八重歯を見せて笑う陸。
最初は、全然こんな子じゃなかったと思ったんだけどなあ。
「……って、なんだよ、空。玲夜まで俺のこと睨んで……」
「……別に。睨んだつもりはないけど」
「……勉強なら俺が教えてやる。わざわざ乃亜を頼らなくてもいいだろ」
「はあっ!? お前よりも乃亜の方が賢いに決まってるだろ! だって、ここの編入試験合格したんだぞ!?」
「俺も勉強はできる」
「ちっ。なんでそんなに突っかかるんだよ。昨日までは普通だっただろ」
「……」
寮から出ようとしたとき、後ろから声をかけられた。
「おはよ! 空、陸」
「乃亜、もうすぐテストじゃん? 数学、教えてくれねえ……?」
「ん、いいよ! 今日は予定あるから無理だけど……明日の放課後とかどう?」
「っ、いいのか!? ありがと」
へへっ、と八重歯を見せて笑う陸。
最初は、全然こんな子じゃなかったと思ったんだけどなあ。
「……って、なんだよ、空。玲夜まで俺のこと睨んで……」
「……別に。睨んだつもりはないけど」
「……勉強なら俺が教えてやる。わざわざ乃亜を頼らなくてもいいだろ」
「はあっ!? お前よりも乃亜の方が賢いに決まってるだろ! だって、ここの編入試験合格したんだぞ!?」
「俺も勉強はできる」
「ちっ。なんでそんなに突っかかるんだよ。昨日までは普通だっただろ」
「……」

