次の日。玲夜の体調もすっかり良くなって、いつも通りになった。 いや、いつも通りじゃない。 なんというか……玲夜が甘くなった、っていうか……。 笑顔が増えたし、よく話しかけてくるようになった。 最初は熱のせいかと思ったけど、熱が下がった今日も変わらなかったから、違うだってわかった。 それにしても、どうして……。 「乃亜。行くぞ」 「あ、うん」 それから、あたしにも変化が起きたように感じる。 あの玲夜に普通に触れる。普通に喋れる。 嫌悪感だって、ほとんどなくなった。