あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

俺は、なんてことを……。










「……さっき、俺が変だったこと。全部忘れろ」




「え? 思い出したの?」




「……お願いだから、あの事、誰にも言うなよ」




「……わかった。じゃあ、あたしと玲夜だけの秘密だね」









小指を突き出してそう言ってくる姿にも、胸がぎゅっと締め付けられる。






こいつーーーーいや、乃亜。









こんなに好きだって感情を持つことも、多分この先ないだろう。












ーーーー絶対に好きにさせてやる。










熱のせいでだるい体を起こして、心の中でそう決心した。