消化にいい物なら、おかゆ……?
あとは、冷却シートとすりおろしりんごとかもいいかな。
飲み込みやすいゼリーも必要だよね……。
頭の中で考えて、あたしは急いでコンビニへ向かった。
そして、必要な物だけ買ってから、寮に戻って来た。
玲夜の様子を見ると、さっきよりも具合が悪そうだった。
「やば……! 急がないと……」
あたしはさっき買ってきたばかりの冷却シートを額に貼って、タオルで汗を拭いた。
それから、制服のネクタイとボタンを少しだけ外して、少しでも楽になるようにした。
こうして、弱っている玲夜を見ると、なんだかすぐにでも殺せそうに感じてしまった。
今が、絶好のチャンスなんじゃないか、って。
でも……。
一番辛い、復讐を。
そう思うと、今すぐに殺すのは、一番辛いかと聞かれると違う気がした。
もっと、絶望させて、苦しませて。
それが、望みなんだから。
んー、それにしても、これでさっきよりはましだと思うけど……。
あとは何をしたらいいかな……。
「ん……」
声が聞こえたと思って、思わず玲夜を見ると、玲夜は驚いたような表情でこっちを見た。
「お、お前……なんで……」
「なんで、じゃない! ずっとこんな体調だったの? なら、すぐに言えば良かったのに……」
「……言えるわけ、ねえだろ」
「え?」
言えるわけない?
なんで……信頼してる仲間でしょ?
「あいつら……全員、辛い思いしてて、頼れる奴も少なくて。それなのに、俺がしっかりしなかったらどうする……」
「それでも、無茶していい理由にはならないでしょ」
「……っ、ほっとけよ……これ、お前がやったんだろ……? 勝手に寝てれば治る。今までだって……」
「……今まで? 今まで、熱のときって……」
「……俺を看病するやつなんかいねえよ。親父は面倒も見ない。母さんなんていない」
驚いて言葉が出ないでいた。
てっきり、ずっと甘やかされて育ってきたんだと……。
「いつも……一人だった。だから、俺は一人で大丈夫なんだって……」
でも、そう言う玲夜は、少し寂しそうに見えた。
————ほっとけないな。
あとは、冷却シートとすりおろしりんごとかもいいかな。
飲み込みやすいゼリーも必要だよね……。
頭の中で考えて、あたしは急いでコンビニへ向かった。
そして、必要な物だけ買ってから、寮に戻って来た。
玲夜の様子を見ると、さっきよりも具合が悪そうだった。
「やば……! 急がないと……」
あたしはさっき買ってきたばかりの冷却シートを額に貼って、タオルで汗を拭いた。
それから、制服のネクタイとボタンを少しだけ外して、少しでも楽になるようにした。
こうして、弱っている玲夜を見ると、なんだかすぐにでも殺せそうに感じてしまった。
今が、絶好のチャンスなんじゃないか、って。
でも……。
一番辛い、復讐を。
そう思うと、今すぐに殺すのは、一番辛いかと聞かれると違う気がした。
もっと、絶望させて、苦しませて。
それが、望みなんだから。
んー、それにしても、これでさっきよりはましだと思うけど……。
あとは何をしたらいいかな……。
「ん……」
声が聞こえたと思って、思わず玲夜を見ると、玲夜は驚いたような表情でこっちを見た。
「お、お前……なんで……」
「なんで、じゃない! ずっとこんな体調だったの? なら、すぐに言えば良かったのに……」
「……言えるわけ、ねえだろ」
「え?」
言えるわけない?
なんで……信頼してる仲間でしょ?
「あいつら……全員、辛い思いしてて、頼れる奴も少なくて。それなのに、俺がしっかりしなかったらどうする……」
「それでも、無茶していい理由にはならないでしょ」
「……っ、ほっとけよ……これ、お前がやったんだろ……? 勝手に寝てれば治る。今までだって……」
「……今まで? 今まで、熱のときって……」
「……俺を看病するやつなんかいねえよ。親父は面倒も見ない。母さんなんていない」
驚いて言葉が出ないでいた。
てっきり、ずっと甘やかされて育ってきたんだと……。
「いつも……一人だった。だから、俺は一人で大丈夫なんだって……」
でも、そう言う玲夜は、少し寂しそうに見えた。
————ほっとけないな。

