あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

もしかして……。









玲夜の額に手をあてると、びっくりするくらい熱かった。









「あっつ! まさか、ずっとこんな熱で……?」






あたしもぼーっとしていて気が付かなかったけど、そう言えばときどき違和感を感じていた。




それは、この熱のせいだったんだ。










「お、重い……はやく、ベッドに寝かせなきゃ……」










その一心で、半分引きずりながら、なんとか部屋の中に入れた。




そして、あたしのベッドに寝かせた。







さすがに、ソファに寝させるのは可哀そうだ。





いくら憎くても、それくらいの優しさは持ち合わせている。