あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─

だから、言わないといけないのに————。












どうして、言えないの……?












「あっ、乃亜ちゃん帰って来た!」



「ねえねえ、さっきの続きなんだけど、スイーツバイキング明日の放課後行かない~?」



「……」



「乃亜……? どうしたの?」



「あっ、ごめん! ちょっとぼーっとしてただけ! 明日行こ!」



「うん!」











その後も、あたしは一日中、上の空だった。