あたしはそう言って、教室を出た。 誰もいないと確認して、電話に出る。 「もしもしー?」 『乃亜! げーんーきー!?』 『ばか! うるさいだろ』 『うわーん、蒼が叩いたーっ!』 『黙れ!』 スマホ越しからでも、様子が分かって思わず笑ってしまう。 「あたしは元気だけど。そっち、どう? 大丈夫?」 『俺たちは元気だぜ。華皇の奴らも全員元気!』 「それはよかった。で、何か用?」 『あのね、白夜の情報はつかめたのかなって思ってね! どう?』