あなたに✗✗を捧ぐ。 ─少女は復讐相手に溺愛される─













空き教室に着き、ドアをノックする。




「陸?」


「……空」





声をかけると、部屋の中から陸の声がした。






「陸。ここにいたんだ」



「……」






ずっと俯いて無言状態の陸を見て、疑問が浮かんだ。




「……? どうした?」



「……んだよ」



「え?」