「…おはよう」
「暗、おはよう。お弁当はこれ。ちゃんと持っていってね。仕事に行ってくるから」
「…うん、分かってる。行ってらっしゃい」
「夜勤だからちゃんと宿題するのよ?あとこれ、家の鍵。無くさないでね?」
「わかってる」
うちは色々あって母子家庭だ。だから母さんは毎日父さんの分まで働いている。
父さんと母さんは毎日喧嘩をしていた。理由は…母さんの家事の仕方が気に入らなかった、とか。母さんは父さんと離婚をする前は働いていなかったから、家事をしていた。家でずっと。でも、ある日
「なんで俺のズボンがないんだ!」
「ごめんなさい…ここに」
「いつもいつもなぜそんなに遅いんだ!一日中家にいて家事をしているくせに!」
「ごめんなさい…」
「もういい!」
といってバンッと離婚届を机に出した。私もそこにはいた。父さんはもうこれに名前を書いていた。
「名前書いとけ」
とか、流れ的に離婚した。
朝の話に戻るけど、私は弁当を持って、高校に今日も通う。
「暗、おはよう。お弁当はこれ。ちゃんと持っていってね。仕事に行ってくるから」
「…うん、分かってる。行ってらっしゃい」
「夜勤だからちゃんと宿題するのよ?あとこれ、家の鍵。無くさないでね?」
「わかってる」
うちは色々あって母子家庭だ。だから母さんは毎日父さんの分まで働いている。
父さんと母さんは毎日喧嘩をしていた。理由は…母さんの家事の仕方が気に入らなかった、とか。母さんは父さんと離婚をする前は働いていなかったから、家事をしていた。家でずっと。でも、ある日
「なんで俺のズボンがないんだ!」
「ごめんなさい…ここに」
「いつもいつもなぜそんなに遅いんだ!一日中家にいて家事をしているくせに!」
「ごめんなさい…」
「もういい!」
といってバンッと離婚届を机に出した。私もそこにはいた。父さんはもうこれに名前を書いていた。
「名前書いとけ」
とか、流れ的に離婚した。
朝の話に戻るけど、私は弁当を持って、高校に今日も通う。


