「……こないだは、正直、痛みが勝ってただろう?」 桜に、そっと問いかける。 彼女は一瞬、はにかむように視線を逸らした。 「……正直、怖かった。でも……嫌じゃ、なかったです」 その言葉に、胸の奥で安堵と罪悪感が入り混じる。 「だから、今度は――ちゃんと分かってほしい」 静かに彼女の頬を撫でる。 「セックスは、本来……気持ちいい行為なんだって。俺が、君にそう教えたい」 桜の頬が赤く染まり、ためらいながらも首を縦に振る。 その仕草に、もう言葉はいらなかった。