あなたと出会えて変われた私へ  〜短編〜

後ろを振り返った途端聞き覚えのある声がして。まさかと思い見上げてみると。あの時私にひどいことを言ってみんなの笑いものにした女の子、いや、名前は覚えたくなくても覚えてしまった。玲香がいた。中2のとき玲香はクラスでも最も目立っているいわゆる1軍?とかいうやつだった。でも、まさかよりにもよってこんなところで会ってしまうとは。サイヤク。ついてない。すぐにその場から離れようとすると


「えー!まってビックリなんですけど〜!もしかして中2のとき同じクラスだったあの美花〜?え、まってまだそんな地味なの!?(笑)ウケる」そう玲香が言うと玲香の友達らしき人たちが集まってきた。
そのとき麗が
「人のことをそうやってばかにするのはどうかと思います。美花は地味なんかじゃないしすごく優しくてかわいい子です。」と言い返してくれたんだ。でも麗が私を庇ってしまうと次は玲香に、何を言われるかわからない。私は怖くなってその場から逃げ出してしまった。結局前と同じ私なんだ。
気が弱くて何も言い返すことができなくて。でも一人で悲しんで。もう自分が嫌になる———