猫のキミと暮らせば


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 ふむ、我である……ついに来たな、最終回。
 給湯室のひよこどもから、なんと作者への直談判!
 これまで内緒にしてきた裏話、メタ話、ぶっちゃけトーク、盛りだくさんで届けようではないか!

【給湯室からの意見書】

 件名:作者竹笛パンダ殿へ ~我ら、ひよこどもの叫び~

 拝啓 桜の季節、先生におかれましては、ますますご筆が冴えておられることと存じます。
 さて、私たち「給湯室のひよこども」は、このたび一つの訴えを申し上げたく、湯呑み片手に立ち上がった次第であります。

一、感情の起伏、激しすぎ問題
 物語の展開が、ふわっと始まったと思ったら、
 気づけばボロ泣きしてマスカラが蒸発しています。
 我らは昼休みの軽い女子会のつもりで読み始めたのです……
 なのに「お父さんへ」の手紙で全員沈黙 → 鼻すすり → 声にならない「しあわせって……」発言連発。

二、さお先輩の人生が尊すぎる件
 さお先輩……あんなにバリバリ働いてるのに、恋も、家族も、猫も大事にしてるなんて……
 推せる……!けど……完璧すぎて眩しすぎます!!
「ねぇ、『猫キミ』読んだ?」が合言葉になってるうちの部署では、すでに彼女は社内の都市伝説です。

三、修君の奥手っぷりにやきもき選手権が開催されていた件
 クリスマスあたりの展開で、 「もう、ちゃんと好きって言いなさいよ!」「キミが背中を押してあげて!」「小夜ちゃん、あと一押し!」と給湯室で何度ガチ応援したことか。
  でも、最終的にはデレる修君がかわいくて、ひよこ全員落ちました。
(※小夜ちゃんのアシスト力、国家資格レベル)

四、竹笛パンダ先生、ひよこの扱い雑じゃない?!
 時々出てきて、ピーチク言ったらすぐフェードアウト!
 え? スピンオフとか……?
 『給湯室のひよこども日記』、連載待ってますけど!?
 せめて、毎月の「裏・猫キミ」コラム、ひよこ目線で書かせてください!!

五、でも、先生が好きです(結局ここ)
 泣かせて、笑わせて、胸がぎゅっとなる。
 読んだあとは、ちょっとだけ人に優しくなりたくなる──
 そんなお話をありがとうございます。
 キミと小夜の幸せが、私たちの日々のエールになっています。

 どうか、これからも給湯室の隅っこに、私たちの声をちょっとだけ……置いておいてくださいね。
 次の「ねぇ、『猫キミ』読んだ?」のために──。

          敬具
   給湯室のひよこ一同より

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 ひよこどもよ、いつかきっと飛べる日もあろう。
 夢と愚痴はここから始まる……それが不思議な給湯室なのだ。
 それでは、またどこかの給湯室で。