夜、兄は日記帳を手に取り、咲の書いた一文を見つけた。 「外の空気って、こんなに気持ちいいんだ。アイスもおいしかった。お兄ちゃんと一緒に来られてほんとうによかった」 兄は静かに微笑んだ。 まだ道のりは長い。困難も不安も待っている。 でも、この小さな冒険が、二人にとっての新しい日常の第一歩だった。