キミが好き

そんな椿季を、

「椿季は悪くないよ。
そういう運命だったんだよ…」

優しく南都は言う。

2010年3月19日、椿季と南都の子どもが流れた。

妊娠がわかった時、戸惑いはあったものの、嬉しかった。

遠距離恋愛って事もあり、なかなか会えなかった2人。

そんな中でも授かった命だから大事にしたかった…。

産んであげたかった…。

育ててあげたかった…。

愛したかった…。

椿季は精神疾患があり、精神科の薬を飲んでいた為、母親は、

『中絶しなさい』

ばかり言っていた。

『奇形児が産まれる。
そんなん孫とは認めない』

そんな言葉を吐いて。

そんな中で、ストレスが掛かったのか、流産してしまった…。