もう並びたくない。座りたい。
そう思い始めた頃、ようやっと順番が来た。
従業員の指示に従い、乗り物に乗っていく。
そんな中、ヤユは偶然にも兎に乗ることに。
「やった!一番乗りたかったやつ!」
「私はなんでも良かったんだけどね。」
「いいじゃん白馬!王道だね!」
白馬に跨りつつ、左肩越しにヤユと話す。
すると間も無く乗り物が動き出した。
水面が灯りに照らされ、色付いている。
「わあっ、キラキラしてて綺麗……」
「写真が撮れれば良かったんだけど。」
「あとで一緒に撮ろ!メリーゴーランドバックに!」
「じゃあそうしようか。」
などと話しながら、照らし出される彼を見る。
すると彼の顔が赤いことが確認できた。
それは照明の所為ではなさそうだ。
「ヤユ、なに見惚れてるの?」
「えっ!?いや、綺麗だなあって」
「なにが?」
わざとらしく尋ねると、ヤユは俯き。
「……ユリちゃんが」
と、小声で呟いた。
それに対し、思わず笑い声を漏らす。
するとヤユは顔を上げ、声を荒げた。
「ちょっと!笑わないでよっ、恥ずかしいんだから!」
ポールを掴んでいない方で私を指差すヤユ。
その慌てように、更に可笑しくなってしまう。
「ヤユは可愛いね。」
笑いながらそう言うと、ヤユが目を見開く。
そしてポールに額を押し当て、消え入りそうな声で
「どういたしまして……」と呟いた。
そう思い始めた頃、ようやっと順番が来た。
従業員の指示に従い、乗り物に乗っていく。
そんな中、ヤユは偶然にも兎に乗ることに。
「やった!一番乗りたかったやつ!」
「私はなんでも良かったんだけどね。」
「いいじゃん白馬!王道だね!」
白馬に跨りつつ、左肩越しにヤユと話す。
すると間も無く乗り物が動き出した。
水面が灯りに照らされ、色付いている。
「わあっ、キラキラしてて綺麗……」
「写真が撮れれば良かったんだけど。」
「あとで一緒に撮ろ!メリーゴーランドバックに!」
「じゃあそうしようか。」
などと話しながら、照らし出される彼を見る。
すると彼の顔が赤いことが確認できた。
それは照明の所為ではなさそうだ。
「ヤユ、なに見惚れてるの?」
「えっ!?いや、綺麗だなあって」
「なにが?」
わざとらしく尋ねると、ヤユは俯き。
「……ユリちゃんが」
と、小声で呟いた。
それに対し、思わず笑い声を漏らす。
するとヤユは顔を上げ、声を荒げた。
「ちょっと!笑わないでよっ、恥ずかしいんだから!」
ポールを掴んでいない方で私を指差すヤユ。
その慌てように、更に可笑しくなってしまう。
「ヤユは可愛いね。」
笑いながらそう言うと、ヤユが目を見開く。
そしてポールに額を押し当て、消え入りそうな声で
「どういたしまして……」と呟いた。


