先生が入ってきてホームルームが始まった。
「おはようございます!」
先生は挨拶したあと必要事項を黙々と私たちに説明している。
別にそこまで興味は無かったから適当に聞き流していた。
「それではスポーツ大会について話していきます」
スポーツ大会、?
私が通っていたアイドル専門的の学校には無かったな。
「競技は3つあります。男子生徒でのバスケ、女子生徒でのバレー、クラス対抗ドッチボールです、バスケとバレーは選抜です」
なるほど、ドッチボールは強制なんだ
球技系はあんまり得意じゃないんだよな。
学級委員長が前に出て選抜に着いて話している。
私は出る気なんてなかったからふんわりと聞いていた。
「じゃあ僕やりまーす!」
巳灰くんが手を挙げてアピールしていた。
なんともアイドルらしい、、
それに続いて何人かが手を挙げていった。
それに微塵も興味が無い私はペン回しをして遊んでいた。
「天ノ川さんはやらないの?」
「うん、やめとこうかな」
前の子が振り向いて聞いてきたので答えた。
「そうなの?まえの体育測定の記録良かったじゃん」
その声が思ったより大きくってペンを落としてしまった。
「天ノ川さんはどうですか、?」
委員長が私をみて聞いてきた。
わっ、わたし、?
少し動揺しているとクラスの色んなところから声が聞こえた。
「天ノ川さん、してるれないかな」「確かに速いもんね」
と押しつけの言葉が次々と私に降ってくる。
パッと黒板の方を見ると女子のバレーの項目がひとつ残っ
ていた。
みんなが私に求めていることはひとつ
ただ手を挙げること。やるって言うこと。
ただそれだけ
簡単なことよ、りろん
でもなんか悔しい、
私じゃなくてもいいって言われている気がして
そう思ってしまい私の手はなかなか動いてくれなかった。
でもここで手をあげなければみんな困ってしまう。
「セイ」ならあげるんだろうな。
そう、セイなら、
「ねえ、天ノ川さん」
委員長の声が少し怒っているように感じ私はあげるしか無かった。
そうね、結局わたしはセイにしかなれないんだ......。
諦め私は手をあげようとした。
「なんだよ、それ」
小さく低い声が私の耳に届いた。
えっ...?もしかしてこの声、
「もしかして天ノ川に押し付けようとしてんの?」
まことくんだ!
今度の言葉はちゃんとクラス全員に聞こえていたようでみんなびっくりしている。
そんな中彼は淡々と言い放つ。
「ダサすぎて軽蔑するんだけど」
その言葉を最後にまことくんはまた、窓の方を向いた。
クラスはシーンと静まり返った。
きっとこのクラスのみんながこの空気を快く思っていないだろう。私を除いて。
まことくん、もしかして私の事、助けてくれた?
そんなことしても自分に利益なんてないのに、
ただ、嬉しかった。でも、
「いや!私やります!!やりたーい!!」
結局言ってしまった。
「は、?」
横から声が聞こえたので恐る恐る見るとまことくんが信じられないとでも言うような表情を浮かべでいた。
「......お前....嫌なんじゃなかったのかよ!」
その瞬間チャイムがなり強制終了となった。
まことくんはこちらに近寄ってきて顔を近づけてきた。
ちっ近い....!
「どういうつもりだ?」
あ、この感じ怒ってるな。
私が黙ったままでいると胸ぐらを掴んできた。
「なぁ、答えろよ」
「まって!りろんちゃんを離して!!」
あいちゃんが必死になってまことくんを止めている。
あいちゃんが私を掴んでるまことくんの手に触れた瞬間
「触るな!」とまことくんが叫んだ。
クラスがまたもや静まり返った。
「まことくんは、優しいんだね」
「.....は?」
「ありがとう!」
まことくんは私の答えにとても戸惑っていた。
私にはよく分かる。
まことくんはとっても優しい人なんだってこと。
人の為に怒れる人なんだってこと。
少し暴力的になってちゃうところもあるけどそれらは全て人を守るためのものだってこと。
私はそんなまことくんをもっと知りたい、!
そう思い私は笑顔を彼に向けた。
まことくんは我に返ったかのように慌てた様子で手を離した。
そしてその場からバツの悪そうに離れようとしたとき
「珍しいねぇ〜、自分から女子に触れるなんて」
と巳灰くんの明るい声が聞こえた。
「はっ、はぁ?!?!?」
まことくんの大きな声がクラスに響いた。
「なっなにいってんだよ!!そんなわけっ、、!!」
もしかして....
「照れてる、?」
「なっ、!ちげーよ!!勘違いすんな!!」
ワタワタしてるまことくんを見てるとさっきの威圧感はどこに行ったのか子犬がキャンキャン鳴いているようにしか見えない。
「なになに〜?まことくん!初心ですねぇ〜!」
巳灰くん、これ以上の追い打ちは....
「っ〜!!調子に乗るなよ!!」
あぁ、まことくんが教室を出てっちゃったよ....。
でも巳灰くんはこの教室の空気を和ませようとしてくれてたんだよね。
「やれやれ、子供なんだから、」と彼は笑顔で言った。
「巳灰お前、勇者だろ!」
「急に煽り出すからびっくりしたぞ!!」
とクラスの子達が巳灰くんに駆け寄って行った。
後でまことくんともちゃんと話そう、。
でも、嬉しかったな...私をあんなに真剣に見てくれて、
ちゃんと見てくれる気がして......。
「りろんちゃん?どうしたの?顔が赤いよ?」
えっ、たしかに顔が少し暑いような......。
「いや、気のせいだよ!」
なんて言って私もあいちゃんから逃げちゃった。
「おはようございます!」
先生は挨拶したあと必要事項を黙々と私たちに説明している。
別にそこまで興味は無かったから適当に聞き流していた。
「それではスポーツ大会について話していきます」
スポーツ大会、?
私が通っていたアイドル専門的の学校には無かったな。
「競技は3つあります。男子生徒でのバスケ、女子生徒でのバレー、クラス対抗ドッチボールです、バスケとバレーは選抜です」
なるほど、ドッチボールは強制なんだ
球技系はあんまり得意じゃないんだよな。
学級委員長が前に出て選抜に着いて話している。
私は出る気なんてなかったからふんわりと聞いていた。
「じゃあ僕やりまーす!」
巳灰くんが手を挙げてアピールしていた。
なんともアイドルらしい、、
それに続いて何人かが手を挙げていった。
それに微塵も興味が無い私はペン回しをして遊んでいた。
「天ノ川さんはやらないの?」
「うん、やめとこうかな」
前の子が振り向いて聞いてきたので答えた。
「そうなの?まえの体育測定の記録良かったじゃん」
その声が思ったより大きくってペンを落としてしまった。
「天ノ川さんはどうですか、?」
委員長が私をみて聞いてきた。
わっ、わたし、?
少し動揺しているとクラスの色んなところから声が聞こえた。
「天ノ川さん、してるれないかな」「確かに速いもんね」
と押しつけの言葉が次々と私に降ってくる。
パッと黒板の方を見ると女子のバレーの項目がひとつ残っ
ていた。
みんなが私に求めていることはひとつ
ただ手を挙げること。やるって言うこと。
ただそれだけ
簡単なことよ、りろん
でもなんか悔しい、
私じゃなくてもいいって言われている気がして
そう思ってしまい私の手はなかなか動いてくれなかった。
でもここで手をあげなければみんな困ってしまう。
「セイ」ならあげるんだろうな。
そう、セイなら、
「ねえ、天ノ川さん」
委員長の声が少し怒っているように感じ私はあげるしか無かった。
そうね、結局わたしはセイにしかなれないんだ......。
諦め私は手をあげようとした。
「なんだよ、それ」
小さく低い声が私の耳に届いた。
えっ...?もしかしてこの声、
「もしかして天ノ川に押し付けようとしてんの?」
まことくんだ!
今度の言葉はちゃんとクラス全員に聞こえていたようでみんなびっくりしている。
そんな中彼は淡々と言い放つ。
「ダサすぎて軽蔑するんだけど」
その言葉を最後にまことくんはまた、窓の方を向いた。
クラスはシーンと静まり返った。
きっとこのクラスのみんながこの空気を快く思っていないだろう。私を除いて。
まことくん、もしかして私の事、助けてくれた?
そんなことしても自分に利益なんてないのに、
ただ、嬉しかった。でも、
「いや!私やります!!やりたーい!!」
結局言ってしまった。
「は、?」
横から声が聞こえたので恐る恐る見るとまことくんが信じられないとでも言うような表情を浮かべでいた。
「......お前....嫌なんじゃなかったのかよ!」
その瞬間チャイムがなり強制終了となった。
まことくんはこちらに近寄ってきて顔を近づけてきた。
ちっ近い....!
「どういうつもりだ?」
あ、この感じ怒ってるな。
私が黙ったままでいると胸ぐらを掴んできた。
「なぁ、答えろよ」
「まって!りろんちゃんを離して!!」
あいちゃんが必死になってまことくんを止めている。
あいちゃんが私を掴んでるまことくんの手に触れた瞬間
「触るな!」とまことくんが叫んだ。
クラスがまたもや静まり返った。
「まことくんは、優しいんだね」
「.....は?」
「ありがとう!」
まことくんは私の答えにとても戸惑っていた。
私にはよく分かる。
まことくんはとっても優しい人なんだってこと。
人の為に怒れる人なんだってこと。
少し暴力的になってちゃうところもあるけどそれらは全て人を守るためのものだってこと。
私はそんなまことくんをもっと知りたい、!
そう思い私は笑顔を彼に向けた。
まことくんは我に返ったかのように慌てた様子で手を離した。
そしてその場からバツの悪そうに離れようとしたとき
「珍しいねぇ〜、自分から女子に触れるなんて」
と巳灰くんの明るい声が聞こえた。
「はっ、はぁ?!?!?」
まことくんの大きな声がクラスに響いた。
「なっなにいってんだよ!!そんなわけっ、、!!」
もしかして....
「照れてる、?」
「なっ、!ちげーよ!!勘違いすんな!!」
ワタワタしてるまことくんを見てるとさっきの威圧感はどこに行ったのか子犬がキャンキャン鳴いているようにしか見えない。
「なになに〜?まことくん!初心ですねぇ〜!」
巳灰くん、これ以上の追い打ちは....
「っ〜!!調子に乗るなよ!!」
あぁ、まことくんが教室を出てっちゃったよ....。
でも巳灰くんはこの教室の空気を和ませようとしてくれてたんだよね。
「やれやれ、子供なんだから、」と彼は笑顔で言った。
「巳灰お前、勇者だろ!」
「急に煽り出すからびっくりしたぞ!!」
とクラスの子達が巳灰くんに駆け寄って行った。
後でまことくんともちゃんと話そう、。
でも、嬉しかったな...私をあんなに真剣に見てくれて、
ちゃんと見てくれる気がして......。
「りろんちゃん?どうしたの?顔が赤いよ?」
えっ、たしかに顔が少し暑いような......。
「いや、気のせいだよ!」
なんて言って私もあいちゃんから逃げちゃった。

