まほうのゆびわと、ルミのねがいごと

ステラにもお礼を言いたくて、あのおみせをさがしにいきました。だけど、どういうわけかあのおみせはそこにはもうありませんでした。

「もしかして……あのおみせじたいが、まほうだったのかな……?それとも、ゆめだったの……?」

でも、ルミのむなもとにはゆびわのネックレスがあります。
ゆめじゃない。あれは、ステラは、本当にいたんです。
ルミは、もう1度ステラとまほうの力をつよくしんじることにしました。

そんなとき、どこからかすずの音がきこえてきます。
その音のほうへふりむくと。
すずをつけた青いことりさんが、きれいな空をとんでいくところでした。

「ステラさん!ありがとう!またあおうね!」

思わずそうさけんだルミに、青いことりさんはもう一度すずをならします。まるで、"またね"と言っているみたいに、きれいで、やさしく。
ルミはことりさんに大きく手をふってから、元気になったおばあちゃんのところへ走ってもどっていきます。

またいつか、どこかでステラにあえることをつよくしんじて。

end