白河くんにそう言って自分の部屋に行ってタンスを漁る

あっあった、これなら白河くんも着れるかな



『白河くん、これサイズ合う?』

「スエットですか?」

『そう、メンズのなんだけどデザインが気に入って買ったのはいいけどMサイズ頼んだはずなのに間違えてLサイズ買っちゃたの』




「サイズはぜんぜん合いますね」

『よかった、じゃあ着替えにそれ使ってね
サイズが合わなかったから一回も着てないからどうしようかなって思ってたから』

すると突然音楽が鳴り始めた

テレロンテレロンテーン テレロンテレロンロンロン
“お風呂が沸きました”



『お風呂場はこっちね』

白河くんをお風呂場に案内して、簡単に使い方を説明した


白河くんがお風呂に入っている間に、雨にご飯をあげて布団の用意しようかな


『雨、ご飯だよ!』

すると雨は待ってましたと言わんばかりに私の元へ走ってきた

『お座り』

『よし、どうぞ』