恋の囚人番号251107都合いい女

「あ⋯あ⋯んっ。」
銀丈くんが動くたびに
疼きと痺れが
波打つように私を襲う。

浅い息遣いを繰り返し
銀丈くんは私に意地悪ばかり言う。
「えっろい顔。いい眺め」

クチュ⋯ぷり
繋がったまま指の間に挟んで弄ばれる。
「ココ腫れてる。いいの?」
「いやぁっ⋯だめ⋯あっ」
「だめなの?
離してくんねーのはお前なんだけど。」
奥まで深く押し込まれ
私の腰を持ち上げると
ゆっくり焦らすように回す。

長い時間をかけて
隅々まで
銀丈くんの身体と重ねる。
繋がって溶けていく。

「せり。気持ちいい?」
「ん⋯すごく気持ちぃ。」
「俺も」
甘いスイーツを食べるように
唇を舐める。

このドキドキは
私?銀丈くん?

「銀丈くん。大好き。すごい好き。」
「フッ。ほっんと可愛いな、お前」
汗に濡れる前髪をあげて
おでこにキスをくれた。

ほんとだよ
私がどんだけ好きか見せてあげたい。
私がどんだけ好きか知ってほしい。
言っても言っても全然足りない。

「好きより、もっと好き」
熱くなる呼吸に想いを込めた。

銀丈くんの重みを感じながら
広い背中を抱きしめる。

段々と余裕なく加速する
銀丈くんが私の名前を呼ぶ。

「銀丈くん⋯キて。」

鼓動も体温も体液も
混ざりあって
広いベッドの上で1つになった。


またお風呂に入って
何度もキスをして
乾くことない心と身体は
またすぐに繋がりたがった。

ようやくベッドに戻っても

離れがたくて
パズルのピースみたいにくっついて
指を絡め 足を絡め 視線を絡め
熱くて硬くて大きな銀丈くんが
また私を鳴かせる。



「せり。....。」



なんて言ったの?

心地よい腕枕で寝落ちる瞬間
睡魔が銀丈くんの声に靄をかけた。