恋の囚人番号251107都合いい女

「銀丈くん。」
「ん?」
「チェックアウト間に合わないよ?」
「お前が誘うから」

バスルームで
一緒にシャワーを浴びながら笑う。


「いや、俺か⋯やりすぎたなぁ」
悪びれずニヤリとして
私の脇腹をなぞった。

指を辿ってみると
身体の柔らかいところ
あちこちに
キスマークや歯型が
模様のように残っていた。

「うわぁぁ。満開だね」
銀丈くんのものだと
誇らしげに咲いているようで
嬉しくなった。


銀丈くんの身体をシャワーが流れる。
胸に手を添え口をつけて
一気に吸った。

チュパっ

「これじゃ他の女が悲しむな」
胸に手を当て笑ってる。

「そんな女、私のキラキラ攻撃でやっつけてやる」
左手をヒラヒラさせ輝かせた。

「お前だけで手一杯だよ」
「私も銀丈くんだけしか欲しくないよ」

また抱き合って
キスをしそうになって
我に返って止まる。

「キリがねぇな」

2人で吹き出して笑った。


Happy MerryChristmas

ズット 続キマスヨウニ…