約束の時間には間に合わなかった。
アイツの喜ぶ顔が見たかったのに。
はしゃいだり、ふざけたり、
俺の腕の中で喘ぐアイツを
近くで見ていたかったのに。
俺は、ジンくんと厄介者の始末に追われてた。
不利益をもたらすゴミ屑を、恐怖で支配しては
駒を進める日々。
ヘドロみてぇな悪事の沼に、足をずぶずぶと突っ込んで
いつしか、両手はもう生臭ぇ血でぬるぬるだ。
鉛を飲むような不快感と疲労が
蓄積されていったけど、
引いたら負けだ。
止まるわけにはいかねぇ。
「銀。もうこいつに用はないから、あとは任せろ。」
ジンくんに処理を任せて惨状を後にした。
何時間も待たせたのに
理由を聞くことも、責めることもせず
「おかえり」
と言ったアイツが可哀そうで
顔が見れなった。
聞きたいことも
言いたいことも
いっぱいあるはずなのに。
バスルームに飛び込んできたときの
真っ青な顔を見た時、
こんな顔させてる自分の不甲斐なさを感じた。
手放したくないけど
可哀そうだな…。
素直にそう思った。
けど
一生懸命、支離滅裂な愛を謳うから
手放すなんて できなかった。
やっぱ、無理。
って、簡単に撤回した。
ずっと俺だけのために
存在してればいいって
本気で思ったんだ。
俺を想って泣く
アイツの涙に
もっと もっと
俺だけを想えばいい
って、本気で思った。
だから
アイツの全てが欲しくて
アイツの全てを満たしたくて
懇願するアイツを
めちゃくちゃに抱いた。
「俺がいなきゃダメなんだもんな」
そう言えば
濡れた瞳と唇で
俺への愛を
途切れ途切れの息遣いの中で囁くから
俺のもんだって
身体中に刻んで
全て注ぎたくなって
甘い声で俺を呼ぶアイツを
ずっと犯し続けた。
いなきゃダメなのは俺も同じだった。
だから
疲れ果てて眠るアイツに
印を残した。
Merry Christmas
起きたらどんな顔するかな?
アイツの喜ぶ顔が見たかったのに。
はしゃいだり、ふざけたり、
俺の腕の中で喘ぐアイツを
近くで見ていたかったのに。
俺は、ジンくんと厄介者の始末に追われてた。
不利益をもたらすゴミ屑を、恐怖で支配しては
駒を進める日々。
ヘドロみてぇな悪事の沼に、足をずぶずぶと突っ込んで
いつしか、両手はもう生臭ぇ血でぬるぬるだ。
鉛を飲むような不快感と疲労が
蓄積されていったけど、
引いたら負けだ。
止まるわけにはいかねぇ。
「銀。もうこいつに用はないから、あとは任せろ。」
ジンくんに処理を任せて惨状を後にした。
何時間も待たせたのに
理由を聞くことも、責めることもせず
「おかえり」
と言ったアイツが可哀そうで
顔が見れなった。
聞きたいことも
言いたいことも
いっぱいあるはずなのに。
バスルームに飛び込んできたときの
真っ青な顔を見た時、
こんな顔させてる自分の不甲斐なさを感じた。
手放したくないけど
可哀そうだな…。
素直にそう思った。
けど
一生懸命、支離滅裂な愛を謳うから
手放すなんて できなかった。
やっぱ、無理。
って、簡単に撤回した。
ずっと俺だけのために
存在してればいいって
本気で思ったんだ。
俺を想って泣く
アイツの涙に
もっと もっと
俺だけを想えばいい
って、本気で思った。
だから
アイツの全てが欲しくて
アイツの全てを満たしたくて
懇願するアイツを
めちゃくちゃに抱いた。
「俺がいなきゃダメなんだもんな」
そう言えば
濡れた瞳と唇で
俺への愛を
途切れ途切れの息遣いの中で囁くから
俺のもんだって
身体中に刻んで
全て注ぎたくなって
甘い声で俺を呼ぶアイツを
ずっと犯し続けた。
いなきゃダメなのは俺も同じだった。
だから
疲れ果てて眠るアイツに
印を残した。
Merry Christmas
起きたらどんな顔するかな?
