秘密の隠しエレベーターで
あっという間に3階へワープする。
「それ何?」
銀丈くんは白い紙袋を持っていた。
「土産。貰ってきた。」
開けると有名店のクリームブリュレが
1つだけ入っていた。
「1個?」
「好きだろ。
でもプリンって名前じゃなかったから、
違くね?って思って。だから1個だけ。今食う?」
銀丈くんは、スプーンと一緒に
プリンに似てるなんだかわかってないやつを
手渡ししようとしている。
銀丈くんは、甘党じゃないから
知らないんだ⋯クリームブリュレ
なのに、
私を思い出して持ってきてくれたんだ。
1個だけ頂戴って言ったのかな?
どんな顔して?
今、ちょっと照れてるよね?
こみ上げる感情が
愛しさ
だと気づいて
力いっぱい突撃して抱きしめた。
「っんだよっ」
不意を突かれて驚いた銀丈くんは
そっと包んでくれた。
「ありがと。めちゃ嬉しい。大好きっ」
「おぅ」
私の頭の上に顎を乗せぶっきらぼうに返事した。
これ⋯照れてる時のやつだ。
見上げて、抱きついたまま
あ~んって口を開ける。
「HappyHalloween
お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうぞ」
銀丈くんは、口元の端っこを上げて笑うと
パリッ。
クリームブリュレの固いカラメルを割ってすくった。
「悪戯されんのは、お前だろ」
私を見ながら長い舌を出し
スプーンを自分の口に入れてから
私の口の中へ流し込んで舌を絡めた。
口移し…
いつもより甘くて刺激的なキスに
早速溶けそうだった。
「あっま」
唇を重ねたまま銀丈くんが笑う。
息がかかるから
また溶けそうになる。
もっと、したい。
なのに
銀丈くんは身体を離し背を向けた。
「上着脱げよ」
飾り棚に並ぶ貴婦人のようなアルコールの瓶から
一本取り出しグラスに注ぐと飲み干して
意地悪く笑った。
「着とけって言ったり、脱げって言ったり…もぉ」
改めて言われると、急に恥ずかしい。
モジモジしながら脱いだら
銀丈くんの香りに守られていた肌が晒され
もっと恥ずかしくなった。
銀丈くんは、ソファに座って
さらに一杯飲み干すと、
テーブルに長い脚を投げ出し
「回れ」
離れたところに立つ私に命令した。
ずっと見られてる。隅々まで。
触れられてないのに身体が熱い。
ゆっくり回った。
「ズボン脱いで」
…え?
あっという間に3階へワープする。
「それ何?」
銀丈くんは白い紙袋を持っていた。
「土産。貰ってきた。」
開けると有名店のクリームブリュレが
1つだけ入っていた。
「1個?」
「好きだろ。
でもプリンって名前じゃなかったから、
違くね?って思って。だから1個だけ。今食う?」
銀丈くんは、スプーンと一緒に
プリンに似てるなんだかわかってないやつを
手渡ししようとしている。
銀丈くんは、甘党じゃないから
知らないんだ⋯クリームブリュレ
なのに、
私を思い出して持ってきてくれたんだ。
1個だけ頂戴って言ったのかな?
どんな顔して?
今、ちょっと照れてるよね?
こみ上げる感情が
愛しさ
だと気づいて
力いっぱい突撃して抱きしめた。
「っんだよっ」
不意を突かれて驚いた銀丈くんは
そっと包んでくれた。
「ありがと。めちゃ嬉しい。大好きっ」
「おぅ」
私の頭の上に顎を乗せぶっきらぼうに返事した。
これ⋯照れてる時のやつだ。
見上げて、抱きついたまま
あ~んって口を開ける。
「HappyHalloween
お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうぞ」
銀丈くんは、口元の端っこを上げて笑うと
パリッ。
クリームブリュレの固いカラメルを割ってすくった。
「悪戯されんのは、お前だろ」
私を見ながら長い舌を出し
スプーンを自分の口に入れてから
私の口の中へ流し込んで舌を絡めた。
口移し…
いつもより甘くて刺激的なキスに
早速溶けそうだった。
「あっま」
唇を重ねたまま銀丈くんが笑う。
息がかかるから
また溶けそうになる。
もっと、したい。
なのに
銀丈くんは身体を離し背を向けた。
「上着脱げよ」
飾り棚に並ぶ貴婦人のようなアルコールの瓶から
一本取り出しグラスに注ぐと飲み干して
意地悪く笑った。
「着とけって言ったり、脱げって言ったり…もぉ」
改めて言われると、急に恥ずかしい。
モジモジしながら脱いだら
銀丈くんの香りに守られていた肌が晒され
もっと恥ずかしくなった。
銀丈くんは、ソファに座って
さらに一杯飲み干すと、
テーブルに長い脚を投げ出し
「回れ」
離れたところに立つ私に命令した。
ずっと見られてる。隅々まで。
触れられてないのに身体が熱い。
ゆっくり回った。
「ズボン脱いで」
…え?
