# 140字のしあわせごはん、ですよ

【ロイヤルミルクティー】

めったに作ってくれないロイヤルミルクティーをきみが作ってくれる時は、
底抜けに機嫌が良い時だ。

鼻歌を歌いながら紅茶を煮出して、
牛乳を加えてあたためる。
沸騰はさせない。牛乳があたたまったらマグカップに注いでできあがり。お好みで砂糖を。

「きみのロイヤルミルクティー飲んじゃうと市販のに戻れない」
「当たり前でしょ」
得意げな顔して笑うきみ。かわいいなぁ。

心までほかほかになる、俺の大好きな味。
ふたりで飲むともっとうれしいよね!