〜続〜空よりも海よりもキミのことを知りたかった。

二人に背を向けて歩き出す。

待ち人がいるかどうか確証のないあの場所へ。

去年も一昨年も来てみたけどいなかったんだよね…。

そりゃあそうか。

約束したわけじゃないし。

私が一方的に思い出の場所認定しちゃってるだけだし。

でも、それでも、

私は信じたい。

同じように思ってくれてるって、

会いたいって思ってくれてるって、

信じたいんだ。

1ミリでもいい。

思っていてほしい。

まだ私のこと忘れないでほしい。

私はまだ忘れられていないから。

この想いやっぱりもう一度伝えたいから。

ふと空を見上げる。

今日もあの頃と変わらず澄み切っていて綺麗だ。

群青色に覆い被さるようにサーモンピンクやオレンジが重なって本当に幻想的…。

この美しさを語りたい。

きっとキミは呆れながらも私の話に耳を傾けてくれる。

たまに相槌を打ってくれて

私はそれが嬉しくて

飛び跳ねて。

そんな光景が想像出来てしまう。

…バカだな。

やっぱり私、まだ

好きなんだな。