兵舎の外に出ると、朝の光に照らされた砂浜が広がっていた。

 
波はいつも通りに寄せては返し、太陽に照らされて煌めいている。

 
心の奥で、昨日の星空と笑顔を思い出す。
 

手紙に綴った言葉。


「来世でも必ず会う」という約束を胸に、一歩ずつ歩き出した。