魔法の初恋レストラン

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いつもの朝。私は幼馴染の京と一緒にマンションを出た。

同じ料理人の専門学校に通う生徒だけれど、京は優等生でもう将来のことも考えていた。

「レストランを作りたいんだ」

「へー。どんなレストラン?名前は?」

「graciasってレストラン。なんだかこの響きが懐かしくて」

「なんだか私も懐かしい気がする。
すごくあったかい感じ」

「レストランの名前があったかいってどういうことだよ」

京はプハッと笑った。

「もうー!良いじゃん、感性は人それぞれなんだから」