魔法の初恋レストラン

「はぁ〜笑った笑った。
良いもの見せてくれてありがとね」

麗乃さんは笑い過ぎで出た涙を拭った。

やはり、麗乃さんも年相応にこういう話が好きなのだろう。

「こ、これが…恋?」

「少なくともあたしはそう思うよ」

麗乃さんはまだニヤけている。

「だけど、これと直談判しに来た用件は別です!」

「あー、そうだったね。
まぁ私もお父様に命じられてやったことだし
正直2人とあのレストランがどうなろうが知ったことじゃないのよ。
だけどお父様の命令だから、逆らうことはできないわ」

「………」

「でもね。表立って手伝うことはできないけど、2人が自由になる方法は教えてあげる」

「どっ、どうするんですか?ていうか、そんなの外部の人に教えて良いんですか?」

「さっきの恋バナのお礼。ってか、そんな心配してらんないでしょ」

それもそうだ。