魔法の初恋レストラン

「魔法協会がそんな協会だって分かったから俺は協会を抜けたんだ。
だけど、このめとgraciasを交渉材料として取られている以上、協会に戻るのが最善手だよね。まあ、レストランなんてやる暇なくなるだろうけど」

「それって……まさか、京さん…」

京さんは寂しげな笑顔を浮かべた。

「graciasを閉店する」

「そんな…!京さん、」

そこで面会時間の終了を知らせるベルが鳴った。

京さんは俯いたまま部屋から出て行った。