魔法の初恋レストラン

もちろん私もね、と、麗乃さんは付け加える。

「まあ、こちらもあなたが協会に入りたくないのはお見通しなのよ。
だから、お父様は私に言ったわ。
あなたを何としてでも協会に連れ戻せって」

麗乃さんは私の顔を覗き込んだ。

「そうね…このめちゃん、この子が今の京の1番大切なものね。
この子を誘拐するわ」

「え?」「は?」

私と京さんの声が重なる。

そうして私はあっという間に、堂々と誘拐されてしまったのだった。