魔法の初恋レストラン

「召喚?」

「魔法使いでいう、移動みたいなもの」

その瞬間、ビカッと稲妻が光った。

そして、さっきまでの霧と稲妻が嘘のように消えた。

代わりに人が現れた。

京さんと同い年くらいの女の人だ。

艶やかな紫色の髪。吊り目っぽい紫の瞳。

セクシーな黒色のタイトなドレスは、あまりこのレストランに似つかわしくない格好だ。

その女の人はニヤリと笑った。

「久しぶり、京。30年ぶりかしら」