魔法の初恋レストラン

清子さんも目をパチクリとさせている。

「あらまぁ…魔法使いが実在するなんて…」

「あ、ご安心を。俺は悪い魔法使いじゃありませんから。
えーと、ビーフシチューなんですけど、よろしければご主人のビーフシチューを探すお手伝いをさせていただけませんか?」

「えぇ…なんだか申し訳ないわぁ…そこのお嬢ちゃん…このめちゃんにも、あなたにも」

私は首をブンブンと横に振った。

「ご主人のビーフシチュー、私も食べてみたいですし!
何より大事なお客様のニーズですので!」

「俺から言い出したことなので、ぜひ俺も手伝わせてください」