魔法の初恋レストラン

京さんはうんうんと相槌を打ちながら話を聞いてくれた。

飼い主に捨てられて悲しかったこと。

悲しみと空腹で押し潰されそうだったこと。

京さんのレストランで働けることになって嬉しかったこと。

私が泣き止むと、京さんは特別に夜食を作ってくれた。

卵とハムとレタスのサンドイッチだ。

これがまた美味しくて、私はまた泣けてきた。