魔法の初恋レストラン

「う〜…体中痛い…」

「そりゃあ猫の頃動かさなかった筋肉を、今日から急に動かしたんだからね。
はい、ココア」

「ありがとうございます」

私はココアを飲む。

マグカップ越しにジンワリと温かさが伝わってくる。

なぜだか分からないけれど、なんだか泣けてきた。

「大丈夫?」
 
京さんが優しく背中を摩ってくれる。

「す、すみませ…ん、なんか…こんなに優しくしてもらったの初めてで……前の飼い主とか…昔のこと思い出したら……ヒグッ」